パリ協定とは何かわかりやすく簡単に解説!なぜトランプは離脱した?

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アメリカのトランプ大統領が「パリ協定」を離脱!
パリ協定とは、そもそも何?
なぜトランプ大統領は、離脱したの?
アメリカが離脱したら、なにがどうなるというか?
超わかりやすく・超簡単に・超短くご説明いたします!
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■トランプが「パリ協定」離脱を表明
公式チャンネル「BBC News Japanチャンネル」より
2017/6/1、アメリカのトランプ大統領が、地球温暖化防止の為のお約束「パリ協定」からの離脱を表明しました。
これに対してアメリカ国内から、非難の声が多数挙がっています。
世界各国の首脳も、アメリカ・トランプ大統領のパリ協定離脱を非難。
トランプ大統領が言うには、パリ協定は「非常に不公平」なのだそうで、
「アメリカに不利益な協定で、他国の利益になる」
と表明。中国に次ぐ世界第2位の二酸化炭素排出国・アメリカ。
離脱は深刻な打撃となる!と言われています。
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■「パリ協定」とは?
そもそも「パリ協定」とは、何なのでしょうか?
わかりやすく、短く、解説致します。
パリ協定を簡単に解説!
パリ協定とは、2015年に結ばれた協定・・・つまり合意。
「世界各国で協力して、地球温暖化を防止するために、二酸化炭素の排出を減らそう」
という約束。それが「パリ協定」
1997年に「京都議定書」という、二酸化炭素排出を減らそうという約束が存在していたのですが、「京都議定書」が難しすぎるということで、新しく「パリ協定」を結んだのです。
この協定は、規模が大きく、196カ国が参加。北朝鮮も参加しています。
日本もパリ協定を結んでる?
当然、日本もパリ協定に参加しています。
日本の二酸化炭素排出量は、世界第5位。
1位・中国(28.2%)
2位・アメリカ(18.0%)
3位・インド(6.2%)
4位・ロシア(4.5%)
5位・日本(3.7%)
日本は中国・アメリカに次ぐ世界第3位の経済大国であるにも関わらず、その高度な技術で、二酸化炭素排出量が極端に少ないですね。
つまり日本は、パリ協定への貢献度が半端じゃなく高いということです。
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■なぜアメリカ・トランプは離脱したのか?
どうしてトランプ大統領は、「パリ協定」を離脱したのでしょうか?
世界各国から、そしてアメリカ国内からも強烈に批判されるくらいなら、離脱しなかったら良かったのに。
トランプが離脱した理由
トランプ大統領が「パリ協定」を離脱した理由は、3つあるみたいです。
1,ロシアゲートと呼ばれる、トランプ大統領とロシアの不透明な関係と疑惑から、大衆の目をそらすため。
2,支持率が低下している現状を打破するために、選挙前の公約だった「パリ協定離脱」を強行した。
3,パリ協定で約束していた「新興国支援金」を浮かせ、国内の雇用創出に使おうとしている。
おそらくですが、真の狙いは「支持率低下の歯止め」でしょう。
2017/5/20・ロイター通信の発表によると、トランプ大統領の支持率は「38%」で就任以来最低を記録。
先日、トランプ大統領の「暗殺未遂事件」が起こってましたが、それほどトランプ大統領の支持率は、低下しているのです。
麻生太郎・キレる!
麻生太郎・副総理が「アメリカのパリ協定離脱」にキレてました。
「国際連盟を創っときながら、孤立主義を主張して加盟しなかったのがアメリカ。
今回も、アメリカが離脱した。
所詮あの国は、この程度ってことだ」
更に、山本公一環境大臣も
「(アメリカは)人類の英知に背を向けた
失望のみならず、怒りをも覚えている」
麻生さんや閣僚が、これだけ公然とアメリカを批判するとは、トランプ大統領は相当まずいことをやってしまったのでしょう。
イタリア・フランス・ドイツの首脳も、同じように怒りを露わにしています。
アメリカが離脱したら、どうなるの?
アメリカがパリ協定を離脱したら、一体どういうことになるのか?
世界の二酸化炭素排出量の削減は、間違いなくブレーキがかかるでしょう。
しかし、それ以上に196カ国が参加している「パリ協定」をアメリカが離脱した・・・ということは、世界から孤立したということ。
アメリカは、これまで以上に発言権を失うでしょう。
交渉や条約締結をしようとしても、誰もアメリカを信用しなくなります。
つまり、アメリカは世界各国と、大きな溝が出来てしまったということ。
アメリカの没落・・・「終わりの始まり」なんてことを言う人もいますが、「終わりの折り返し地点」くらいではないでしょうか。
覇権国アメリカとはいえ、195カ国を敵に回して、経済がうまくいくわけありません。
本当に終わりでしょうね。
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■本日のまとめ
本日の記事をまとめますと
・アメリカのトランプ大統領が「パリ協定」離脱を表明
・パリ協定とは、二酸化炭素を減らそう、という合意のこと
・トランプ大統領は、支持率が低下しているから、選挙からの公約である「パリ協定離脱」を実行した
・アメリカが離脱したことで、アメリカは世界と大きな溝が出来た
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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