アメリカ大統領の弾劾裁判制度をわかりやすく解説!トランプ解任か?
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ロシア疑惑で窮地に立たされているトランプ大統領
弾劾されて、解任の可能性も浮上。
アメリカの弾劾制度とはどういうものなのか?
これからトランプ大統領が解任されるまで、どういうプロセスがあるのかを解説。
いつ頃トランプは解任か?次の大統領は誰なのか?を解説致します。
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■元FBI長官「コミー」氏が証言!
公式チャンネル「BBC News Japanチャンネル」より
ロシアゲート疑惑
アメリカでトランプ大統領が、危機に瀕しています。
トランプ大統領が罷免した、元FBI長官「コミー」氏が、公聴会でロシアゲート疑惑について証言。
「コミー長官に対して、トランプ大統領から、ロシアゲート疑惑への調査をやめるように、指示はあったのか?」
という質問に対して、コミー長官は
「指示はあった」
と証言。
トランプ大統領の指示は、ロシアゲート事件捜査への妨害だったと思うか?という質問に対して
「私が判断することではありません」
と応えました。
ただ、アメリカの世論は、トランプ大統領に対して相当厳しい様子。
トランプ大統領の弾劾が、現実味を帯びてきた!とも言われているくらいです。
■「大統領の弾劾制度」を解説!
韓国では、「パククネ」前大統領が弾劾裁判で有罪となり、罷免されていました。
では、アメリカの大統領の弾劾裁判とは、どういう制度なのでしょうか?
罷免までの「2つのハードル」とは?
アメリカの弾劾制度は、「2段階」制となっています。
つまり、アメリカ大統領を罷免・つまりクビにするには、2つのハードルを超えなくてはならないのです。
1,「下院で、過半数の議員が、弾劾裁判の開催に賛成」
2,「上院で、3分の2多数が、大統領の罷免(クビ)に賛成」
この2つの段階をクリアすることで、アメリカ大統領は罷免され、クビとなります。
次の大統領の決め方は?
トランプ大統領が罷免されたら、次の大統領はどのように決められるのでしょうか?
また選挙を行う!のではなく、選挙は行わず、「副大統領を、大統領に格上げ」して、「罷免された大統領の任期期間を務めさせる」のです。
つまりトランプ大統領が、「弾劾裁判」で罷免されたら、選挙が行われることはなく、自動的に「ペンス副大統領」がアメリカ大統領になります。
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■トランプは弾劾されるか?
トランプ大統領は弾劾されるでしょうか?
コミー長官が証言した、現時点で「弾劾」される可能性は低いと思います。
理由は簡単で、トランプ大統領が所属する「共和党」が、上下院の両方で、過半数を維持しているから。
上院では、全100議席の内、共和党は52議席。
下院では、全435議席の内、共和党は240議席。
まず下院で、トランプが所属する共和党が過半数を握っているので、そもそも弾劾裁判自体が始まりません。
もし万が一、下院・共和党から、裏切り者が出て、弾劾裁判となったとしても、「大統領を辞めさせるには、上院で3分の2以上、の賛成」が必要です。
上院でも共和党が過半数を握っている今、弾劾はかなり難しいです。
現時点でトランプの弾劾は、相当に可能性が低いともいます。
2018年の中間選挙で、議席数が変動した後に弾劾裁判が行われる、というのなら現実的ですが、2017年の今は無理でしょうね。
■まとめ
本日の記事をまとめますと
・コミー元FBI長官が、トランプによる「ロシアゲート疑惑」の捜査妨害を示唆。
・大統領弾劾には、下院の過半数、上院の3分の2の賛成が必要。
・トランプの弾劾は、おそらくされないだろう。
以上となります。
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