一帯一路とは何かを簡単に説明!日本の立場は危険でメリットはゼロ
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中国が目指しているという「一帯一路(いったいいちろ)」とは?
簡単に短く・分かりやすく解説致します。
日本の立場では、一対一路は危険な代物で、メリットがない?
中国が目指しているものとは、一体何なのか?
検証してみました。
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■一帯一路とは?
公式チャンネル「ANNnewsCHチャンネル」より
「一帯一路」とは、何のことなのか?
よく「海のシルクロード」とか言われているみたいですが、どういう意味なのか・・・。
一帯一路とは「一帯」と「一路」、2つの単語が組み合わせられた言葉。
「一帯」というのが、中国とヨーロッパをつなぐ陸路「シルクロード」のこと。
「一路」というのは、中国沿岸から東南アジアを経由して、中東・エジプトへと繋がる「海上ルート」のこと。
「海上ルート」のことを「21世紀海上シルクロード」と呼ぶこともあります。
つまり「一帯一路」とは
「中国が目指す、新しい貿易ルート」と「ルート上に位置する国家間の、経済共同体」
のことです。
■一帯一路が実現したら、どうなる?
この「一帯一路」の構想が実現したら、どうなるのでしょうか?
中国が狙っているという「一帯一路」。
なんだか嫌な予感がします。
貿易の活性化
一帯一路。
既に陸路では、スペインと中国の間で、鉄道が開通しているとのこと。
陸路(鉄道)なら、海路とは異なり、迅速かつ正確に物資を流通させることが出来るため、中国からすると『貿易増加』が期待できます。
経済圏の構築
「経済圏の構築」が、中国の狙いです。
簡単に言ってしまうと、ヨーロッパ「EU」のような、「経済共同体」をアジアで「中国を中心に」構築していく・・・。
すると、中国は「アジアのリーダー」として、世界に影響をおよぼすことが出来るでしょう。
日本も、その影響から無関係ではいられません。
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■日本の立場は、危険!メリットゼロ?
「一帯一路」に対して、日本はどういう立場を取っているのでしょうか?
安倍総理が協力を表明
2017年6月5日、安倍総理は「一帯一路」構想に対して
「日本も協力していきたい」
と表明しました。
対して中国の外務省報道官は、日本の姿勢に対して「歓迎」を表明
ただ、安倍総理は「公正なルールと、新興国への配慮、この2つがあれば協力する!」とコメントし、釘を刺すことも忘れていません。
安倍総理の思惑は、関係が悪化した中国との関係修復を狙っていると考えられます。
日本が追い込まれる
一帯一路構想が成功したら、日本は追い込まれるリスクもある気がします。
「アジアでの経済共同体」が成立すると、中国の存在感が嫌でも高まります。
ということは、日本の存在感が低下していくことも避けられません。
「パリ協定離脱」で、世界から孤立気味のトランプ率いるアメリカ。
北朝鮮との「チキンレース」に敗北し、金正恩から完全に侮られているアメリカ。
そんなアメリカは、おそらく日本にとって、それほど頼りになる存在ではないでしょう。
そんな中で、一帯一路が完成したら、危険。
とはいえ、これほど大掛かりな構想が、そう簡単に実現するとも思えませんけども、油断は禁物でしょう。
■まとめ
本日の記事をまとめますと
・一帯一路とは、陸と海の貿易ルート及び、経済共同体のこと
・実現したら、中国の貿易量は増加し、アジアでの存在感が増すことになる
・一帯一路に安倍総理が協力を表明し、中国はそれを歓迎
・もし経済共同体が成功したら、日本の存在感は薄くなる
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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