強行採決とは何かわかりやすく解説!委員長へ詰め寄る様は全てヤラセ
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「強行採決」
国会で乱闘騒ぎが起こる時、よくこの「強行採決」という言葉を耳にします。
見た感じ、「とんでもない法案」に野党が抵抗している様に見えますよね。
でもこれ、「全てヤラセ」と暴露した「元国会議員」がいた事を、ご存知でしょうか?
強行採決について、わかりやすく解説致します!!
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■強行採決とは何か?
強行採決。
実は、旧民主党も全く同じことしていたんです。
以下の動画は、2010年5月の「郵政民営化法案見直し」の採決の場面です。
民主党が強行採決をして、自民党が「プラカード戦術」をやらかしています。
ただ、「小泉進次郎」だけは、プラカードをもたず、冷めた目で見ています。
公式チャンネル「ANNnewsCHチャンネル」より
強行採決。
国会で、野党が強く反対している法案が成立しそうな時、「強行採決」という方法が取られているようです。
国会内で、委員長と呼ばれる方々に対して、たくさんの議員が詰め寄って、大声で叫ぶ。
野球で言うなら「乱闘」、プロレスで言うなら「場外乱闘」らしきものが、国会で言うところの強行採決と呼ばれるものなのでしょうか?
実は強行採決と言うのは
「与党と野党の間で、話し合うべき問題が残っているにも関わらず、その話し合いを多数党(大抵の場合、与党)が一方的に拒否し、無理矢理『多数決』を開始して採決をし、法律を可決させてしまうこと」
例えば、以前「安全保障法制」のとき、民進党の小西議員が、鴻池委員長を目掛けてダイブし、自民党の「髭の隊長」こと佐藤議員が、小西議員を殴ってました。
この時、自民党は民進党が主張する「話し合い」を一方的に打ち切り、無理矢理「多数決」を開始して、採決してしまいました。
一言で言ってしまうと「強行採決」とは
「話し合いを放棄して、無理矢理、多数決で決めてしまうこと」
なのです。
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■強行採決!与野党の言い分!
さて、強行採決。
どうして与党はこんな事をするのでしょうか?
民主主義国家「日本」で、話し合いを放棄して「強行採決」をするなんてのは、あまりに乱暴でしょう。
この強行採決について、与野党双方に、言い分があるようです。
野党の言い分
野党の言い分は「強行採決は絶対に許されない」というもの。
議会制民主主義なのだから、議論を積み重ねて、国民への説明も尽くして行くべきだ!
というのが、民進党などが主張していること。
ごもっともな意見・・・に聞こえますけども・・・。
与党の言い分
では、与党は「強行採決」をどうして行うのでしょうか?
「話し合い」を無理矢理打ち切ってしまうなんて、国会議員としてやっていけないことだという自覚はないのでしょうか?
与党の言い分は
「いつまで話し合いをしても、野党は最初から納得するつもりなどない。
野党は、法案成立を阻止して、与党の支持率を下げ、自分達の支持率を上げたいだけだ。
しかし、国民にとってとても重要な法案なので、一刻も早く可決させなくては、国民の為にならない。
国民のためにも、野党はの思惑通りになってはならない。
だから、強行採決もやむを得ない」
ということ。
つまり、与党の言い分としては、「野党が時間稼ぎをしているだけだから、いつまで話し合いをしても無駄」として、強行採決を正当化しているのです。
しかし、どうして野党は時間稼ぎをしているのか?
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国会のルールと、それを利用した野党の狙い
実は国会には、「審議した法案は、次の国会に持ち越さない」というルールがあります。
例えば、2017年1月から「A法案」という法律の審議・話し合いを始めたとします。
通常国会は1月から「150日間」ですので、会期延長しない限り、6月中旬には国会は閉幕します。
この「150日間」の間に「A法案」が可決しなかったら、この法案が翌年の国会に持ち越されることはありません。
つまり、翌年の国会で「また最初から」この「A法案」の話し合いをしなくてはならないのです。
野党・・・特に最近の民進党は、与党・自民党のやることのほとんどに反対しまくっています。
なぜ反対ばかりするのか?というと、自民党の実績に少しでも傷をつけて、与党の支持率を下げ、民進党の支持率をあげるため。
「国会での法案持ち越し禁止」のルールがあるなら、国会の「150日」の間、ずっと「話し合いが足りない!」と主張し続ければ、自民党は一つも法案を成立させられません。
与党からすると、その罠に嵌まるわけにはいきません。
多少強引と言われようと、「強行採決」し、必要な法案を可決させるしかありません。
対して野党からすると、強行採決しようものなら「民主主義への侮辱だ」「独裁だ」と叫べばいいのです。
「話し合い」を続ければ、国民のための法案が成立しない。
「強行採決」をすれば、「独裁だ」と批判される。
どちらにしても、与党が損をする戦術を、野党はとっているのです。
与党からしてみれば、国民のための法案であればあるほど、「強行採決」も仕方ないかもしれません。
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■委員長に詰め寄る様子は、全部ヤラセ!
実は、強行採決と委員長へ詰め寄る乱闘騒ぎ。
全部ヤラセなのだそうです。
あの大騒ぎが、全部ヤラセだった?
どういうことなのでしょうか?
実は、元衆議院議員の「杉浦太蔵」さんが
「あの強行採決での委員長へ詰め寄る乱闘は、全部ヤラセ。
カメラがとまると『お疲れ様でしたー』みたいになる」
と言ってました。
どういうことなのか?というと、実は、あの乱闘騒ぎ、与党と野党が協力した演技なのだそうです。
与党の狙いは「法案を可決させること」
野党の狙いは「乱闘騒ぎを起こして、与党の暴挙を身体を張って止めようとした!とアピールすること」
与野党は話し合い、互いに妥協して
「法案の強行採決は認めよう。しかし、野党の支持率をあげるために、乱闘騒ぎだけはカメラの前で披露する」
と互いに妥協している訳です。
これで、与党は「必要な法案を可決」させ、野党は「支持率向上」を得る。乱闘前に、既に話がついていたんですね。
もしかしたら、台本もあるのかも・・・。
まるでプロレスですね。
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■まとめ
本日の記事をまとめますと
・強行採決とは、話し合い・議論を放棄して、一方的に多数決を開始して決めてしまうこと。
・野党は、強行採決に対して「独裁だ」と叫んで反対している。
・与党は「野党が時間稼ぎをしているからだ」と強行採決を正当化している。
・実は「強行採決」でお馴染みの乱闘騒ぎは、与野党が協力してのパフォーマンス。
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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