安保理とは何かをわかりやすく解説!なぜ北朝鮮決議に効果がない?
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北朝鮮に対して、「国連安保理」が制裁決議を採択
そもそも「安保理」って何?
国連の組織らしいが、国連なのに、どうして北朝鮮を止めることが出来ないの?
安保理と北朝鮮の関係について、分かりやすく解説いたします。
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■安保理とは?分かりやすく解説
公式チャンネル「ANNnewsCHチャンネル」より
「安保理」とは、「国際連合・安全保障理事会」のこと。
「安全保障理事会(あんぜんほしょうりじかい)」とは、国際連合の最高意思決定機関。
つまり、国連がどのように動くのかを決定する、いわば「国連の取締役会」「国連の頭脳」のようなもの。
例えば、国連が「北朝鮮に制裁するか、しないか」を決めるのが、この「安保理(国連の取締役会)」なのです。
安保理のメンバーとは?
安保理は、「15カ国」の理事国がメンバーとなり、作られています。
この15カ国の内、5カ国が「常任理事国」と呼ばれ、国連のトップを常に務めている「大国5カ国」です。
「アメリカ・ロシア・中国・イギリス・フランス」の5カ国
その他の10カ国は「非常任理事国」と呼ばれている国で、2年おきに入れ替わります。
2017年現在の「常任理事国10カ国」は
「日本・エジプト・セネガル・ウクライナ・ウルグアイ・カザフスタン・ボリビア・スウェーデン・エチオピア・イタリア」の10カ国。
これらの国が、多数決で国連の意思決定をするのです。
拒否権とは?
多数決で意思決定する!と言っても、常任理事国5カ国は「拒否権」という権利を持っています。
拒否権とは、「たとえ14カ国が賛成しても、1カ国でも『拒否権を発動』させれば、反対で決定してしまう」という代物。
この拒否権をもつ中国は、これまで「北朝鮮への制裁」について、何度多数決をしても反対してきたため、北朝鮮を追い詰めることが出来ませんでした。
ところが、2017年6月3日、中国が「北朝鮮・制裁」に賛成したのです。
■国連安保理が、北朝鮮へ制裁
2017年6月3日、国連の「安全保障理事会(安保理)」が、北朝鮮への制裁決議を採択。
しかも、これまで北朝鮮を庇って来た「中国やロシア」まで賛成し、全員賛成で「北朝鮮への制裁」が決定しました。
再三に渡って「自制」を促されてきたにも関わらず、ミサイル発射を繰り返した北朝鮮に、中国・ロシアが本気になった!ということです。
制裁の内容としては、金正恩の側近たち14人と、4つの団体の海外資産を凍結し、渡航を禁止すること。
しかし、新しい制裁の内容が、まだ決まっていないため、制裁が北朝鮮に効果を発揮するかどうか、不明。
おそらく、北朝鮮がこの制裁で「ギブアップ」することはないでしょう。
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■北朝鮮をどうするか?究極の2択
なぜ北朝鮮に「制裁」なんてしなくてはならないのか?
理由は簡単で、「北朝鮮が、『核』と『ミサイル』という危険な武器の開発を、まったく辞めようとしない」から。
そのため、力づくで北朝鮮に『核とミサイル』の開発を辞めさせようとしている、その力づくの行為が「制裁」です。
北朝鮮はこれまで、いかなる制裁にもギブアップしたことがないのです。
その為、今回の制裁も、ギブアップさせることは出来ないでしょう。
トランプ大統領は、金正恩について
「あの頭のイカれた男を、このまま野放しにしておけない」
と言っていたそうです。
しかも、アメリカ軍の可能な限りの戦力が、北朝鮮周辺に集結しつつあります。
空母「カールビンソン」「ロナルドレーガン」「ニミッツ」という、空母3隻が、朝鮮半島へ。
参議院議員の青山繁晴さんが言うには、
「3隻も集まるということは、もはや『宣戦布告』に等しい。言葉を失うほどに恐ろしい。」
とのこと。
北朝鮮が、対話で「核とミサイル」を放棄しないことは、これまでの20年間で既に証明済みです。
北朝鮮というリスクを取り除くには、武力行使しかない・・・・。
アメリカのトランプ大統領は、そう考えているようです。
戦争なんてことが起こらないよう、祈りたいですが、戦争をしないと、北朝鮮の危険性は更に高まってしまうでしょう。
そうなると、日本は北朝鮮から、武力を背景に無茶な要求を繰り返し受けることになります。
究極の2択。
戦争を行って、将来のリスクを取り除くか。
北朝鮮に頭を下げて屈服する覚悟で、戦争に反対するか。
2つに1つしかありません。
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■まとめ
本日の記事をまとめますと
・国連安保理とは「安全保障理事会」のこと。
・安保理が北朝鮮への制裁を決定した。
・北朝鮮は、制裁ではギブアップしない。
・戦争するか、北朝鮮に屈するか、2つに1つ。
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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