高瀬姫の正体は武田家の間者(スパイ)?井伊家に潜り込んだ偽物か
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大河ドラマ「おんな城主直虎」に登場した「高瀬姫」
井伊直親の隠し子!という設定ですが、その正体は?
小野政次が心配したような、「間者・スパイ」なのか?
彼女の半生をご紹介いたします!
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■高瀬姫とは?
「おんな城主直虎」に突然登場した「高瀬姫」。
今は亡き「亀之丞」こと「井伊直親」の娘として登場しました。
彼女は何者なのか?
井伊直親に「高瀬姫」という娘がいたことは、間違いありません。
直親の嫡男、「虎松」こと「井伊直政」の姉。
しかし、ドラマでは突然出現した「高瀬姫」のことを、「スパイ」なのでは?と疑う声もあったようです。
高瀬姫、何者なのでしょうか?
■その正体は、間者・スパイなのか?
高瀬姫がスパイ?
かと思ったら、史実を調べてみると、「スパイであるはずがない」ということが判明しました。
高瀬姫が産まれたのは、井伊直親が信濃の国に避難していた期間。
つまり、1555年に井伊直親が井伊谷に帰国する以前、高瀬姫は既に産まれていたのです。
実は、井伊直親は井伊谷に帰国した際に、幼い高瀬姫を一緒に連れて帰っていました。
つまり、ドラマのように「出自不明」で、いきなり井伊谷に出現したわけではないのです。
ということは、スパイであるはずが、ないですよね。
大河ドラマ「おんな城主直虎」では、出自を証明する方法をもたない「高瀬姫」を疑いながらも、井伊直虎は彼女を「井伊家の姫」として暖かく迎えてました。
でも、現実的に考えて、戦国時代に正体不明の女性を姫として迎えるなんて、危険すぎて考えにくいです。
ドラマでの設定は?
大河ドラマ「おんな城主直虎」で、高瀬姫は武田信玄と繋がるスパイとして活動しています。
モミアゲの武将「近藤康用」に毒を飲ませようとしていました。
女優「高橋ひかる」さんが演じる「高瀬姫」が、実は「偽物」だったという可能性も無くはないですが、おそらく彼女は偽物ではないでしょう。
彼女が生まれ育った「信濃の国」は、武田家の影響力が強い地域です。
ですので、幼い頃から武田家が、彼女を利用しようと仕込んでいた・・・のではないでしょうか。
高瀬姫・・・史実上ではスパイであるはずがないのですが・・・ドラマの脚本では、脚光を浴びるように創作が加えられているようです。
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■高瀬姫のその後とは?
高瀬姫は、その後どうなったのか?
彼女は「川手良則」という侍と結婚しました。
「川手良則」は後に、井伊家の家老となり、妻「高瀬姫」の弟「井伊直政」を支える立場となります。
高瀬姫と川手良則、仲が悪かったのか?子供はいなかったようです。
そのせいなのか、川手家は幕末に井伊直弼の手で再興されるまで、断絶してしまうのです。
高瀬姫は1634年に亡くなります。
弟の井伊直政が1602年、関ヶ原の戦いでの傷がもとで死去していますので、弟よりも30年以上も長生き。
井伊家は、1590年に群馬県高崎市に領地がお引っ越し、その後は滋賀県彦根市にお引っ越ししているので、高瀬姫も最期は彦根市で過ごしました。
彼女のお墓は、彦根市の「長純寺」にありますね。
お子さんはいなかったかもしれませんが、弟の出世のお陰で、平穏な余生を過ごしたみたいです。
■本日のまとめ
本日の記事をまとめますと
・大河ドラマ「おんな城主直虎」に「高瀬姫」が登場
・彼女は井伊直政の姉、直親の娘。
・スパイなどではなく、間違いなく直政の姉。
・その後、子供をもうけること無く、彦根で亡くなる
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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