デイリーメール紙の信憑性は低すぎ!ウィキも呆れた「英国の東スポ」
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国際政治学者「三浦瑠麗」さんが、「大阪に北朝鮮スパイがたくさんいる」と発言
その根拠として挙げたのが、イギリスの新聞・デイリーメール紙
このデイリーメール紙、実は「英国の東スポ」と呼ばれる「問題新聞」だった!
「生臭寺院」にようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
この記事をざっくり言うと
・デイリーメール紙は、英国で200万部の部数を誇るタブロイド紙
・第一次世界大戦のきっかけをつくったと言われたり、ウィキペディアから信憑性がないと言われている
・国際政治学者「三浦瑠麗」さんが、「北朝鮮工作員が多数大阪に潜伏している」という説の根拠として「デイリーメール」を挙げていた
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■英国紙・デイリーメールとは何?
国際政治学者「三浦瑠麗」さん・・・ブログで取り上げた「デイリーメール紙」というイギリスの新聞が話題になっています。
デイリーメールとは、イギリスの新聞・・・俗に言う「タブロイド紙」というやつです。
発行部数は「200万部」を数え、「ザ・サン」紙に継ぐ地位を守る、100年以上の伝統を守る新聞。
日本では「日本経済新聞」が約「270万部」、「産経新聞」が約「160万部」です。
「デイリーメール」が結構大きな新聞であることが、イメージできます。
そのデイリー・メール・・・実は結構悪名高い・・・誤報が噂される新聞なのだそうですよ。
どういうことなのでしょうか?
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■日付以外は全て誤報?その記事内容を紹介
200~250文字
ジョージ・クルーニー誤報騒動
デイリー・メールは以前、ハリウッド俳優「ジョージ・クルーニー」さんの結婚について、誤報をしてしまったことがありました。
クルーニーさんの婚約者「アマル・アラムディン」氏・・・。
彼女の母親が、ジョージ・クルーニーさんとの結婚について反対している・・・とデイリー・メール紙は報じたのです。
結婚反対の理由は「宗教的な理由」とのこと。
これに対してジョージ・クルーニーが激怒!
「アマルが妊娠しているだとか、ボクが選挙に立候補しようとしているとか、そういうでっち上げ記事は許せても、これは許せないぞ!」
それに対してデイリーメール紙は、ジョージ・クルーニーさんとアマルさん、そしてアマルさんのお母さんに謝罪していました。
芸能人のでっち上げ記事を書いて怒られた・・・・日本でも似たような騒動がありましたね。「有吉弘行」さんと「夏目三久」さんの結婚誤報とかね・・・。
ストックホルム駅、襲撃事件
2016年1月、スウェーデンのストックホルム駅で、黒マスクの集団が、難民の少年たちに襲いかかった!とデイリー・メール他、幾つかのメディアが報じました。
しかし、この事件は、スウェーデンのとあるメディアが捏造したものであると、後に判明。
デイリー・メールは、騒動の2ヶ月後、3月になって、これが捏造であることを明らかにしています。
まぁ・・・この事件はデイリー・メールのせいではないですが、ちょっと軽率だったかもしれませんね。
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EU離脱の報道
デイリーメールは2016年、英国のEU離脱について、離脱を支持する記事を多数掲載していました。
それには、当時の英国「キャメロン首相」も、社主であった「ロザミア卿」に、編集長解任を要求したほどです。
しかし、社主「ロザミア」卿は、言論の自由を言い訳にこれを拒絶。
国民投票の結果「英国のEU離脱」が決定・・・早ければ2018年夏頃に、英国はEUを離脱することとなります。
ところが、離脱が決定した後、「EUを離脱すると、英国は関税撤廃の特権」を失うこととなるため、外資企業が撤退をする可能性が高いと判明。
デイリーメールによる「EU離脱支持」が、英国の国益を奪うこととなってしまったのでは?と言われているのです。
第一次世界大戦の原因をつくった?
デイリーメールは
「ドイツが英国に対して、戦争を仕掛けるつもりだ」
という記事を掲載。
この記事が「第一次大戦」のきっかけとなった・・・と後に非難されるkと音なっています。
時の英国首相「アラキス」はデイリーメールを
「英国を壊す新聞」
と呼び、非難していました。
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Wikipediaが引用を禁止
2017年2月8日、インターネット上の百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」は、デイリーメールについて「信用がおけない情報源である」と断言。
その記事を引用することを、原則として禁止にすると決定。
世界中で読まれている「Wikipedia」が・・引用することを禁止にするとは・・。
よほど信頼されていないということでしょうね。
英国の東スポ?
デイリーメール紙が日本で話題になったのは、先程ご説明いたしました国際政治学者「三浦瑠麗」さんが、「北朝鮮スパイ潜伏説」の根拠として挙げたためです。
詳しくは後述いたしますが、この騒動で話題になった「デイリーメール」紙。日本では「英国の東スポ」と呼ばれているみたいですね。
東スポ・・「東京スポーツ」といえば、「日付以外は全てが誤報」と呼ばれたおもしろ新聞。
ある意味「伝説」と言っても良い新聞で、突飛な記事が出ても
「まぁ・・・東スポだからね」
と言われておとがめなし・・となってしまうほどです。
最近では、棋士「加藤一二三」九段が引退した際に、盛大な誤報をしていましたね。
東スポが言うには、藤井聡太四段の登場により、加藤九段は各メディアから引っ張りだことなっている・・・半年先までスケジュールが埋まり、年収は1億以上・・とのこと。
これに対して加藤九段は、全面的に否定
「東スポさんには、完全な捏造記事を掲載されて困惑しております。
なぜあんなに悪意を保たれるのか理解できない。
連盟経由で抗議するしかない」
確かに加藤九段は、引退後に各方面から引っ張りだこで、CMにまで出演していましたが・・・いくらなんでもこれはひどいでしょ。
デイリーメール・・・・・・そんな東スポレベルな新聞なのでしょうか?
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■学者・三浦瑠麗の「炎上発言」その根拠がデイリーメール
デイリーメールが日本で脚光を浴びた原因は「2018年2月11日」
フジテレビ「ワイドナショー」という番組に「三浦瑠麗」さんが出演したことが発端です。
番組で「北朝鮮危機」の話題になった際、三浦瑠麗さんは、こんなことをおっしゃったのです。
「北朝鮮のテロリスト分子、スリーパーセル(一般人を装って生活するスパイ)がソウル、東京、大阪に潜んでる。
大阪が今ヤバイと言われている」
この発言が大炎上。
「大阪が今ヤバイって、根拠がない」
「大阪の在日コリアンをスパイ呼ばわりして先導している」
「これはヘイトスピーチではないか?」
などと非難轟々になってしまったわけですね。
これに対して、三浦瑠麗さんは自らのブログで「スリーパーセルが潜んでいる根拠」として、デイリーメールの記事を挙げたわけです。
デイリーメールを根拠に、「大阪には北朝鮮のテロリスト分子が多数潜伏している」と・・・。
これがどうやら、火に油を注ぐ結果になってしまったようです。
つまり
「大阪に工作員が多数潜伏している・・と言っておきながら、その根拠が、『英国の東スポ』と呼ばれた『デイリーメール』紙の記事ですか!」
ということですね。
デイリーメール紙・・・・誤報が多いことで有名なこの新聞を根拠にするなんて・・・と・・。
しかし、いくらデイリーメールが信じるに値しない新聞であったとしても、それを理由にして三浦瑠麗さんを非難して良いものなのかどうか・・。
デイリーメールも確かに誤報をしたことがある新聞です。
とはいえ、200万部もの部数を発行している英国第2位の新聞。
「日付以外は全てが誤報」と呼ばれた東スポと同列視するのは、いかがなものか・・・・・・。
三浦瑠麗さんの発言については、以下のリンク記事でも詳しく取り扱っていますが・・・デイリーメールを根拠としたことを理由に、彼女の発言を眉唾ものとするのは、ちょっと早計な気がします。
よろしければ、以下のリンク記事もぜひ、お役立てくださいませ。
↓↓↓↓↓
確かに、根拠を示さずに「大阪には北朝鮮のスパイが多数いる」と言った彼女は、真面目な「在日コリアン」の方々を、必要のない差別にさらすこととなるかもしれません。
それは危ういことだとは思いますが、「デイリーメールだから信憑性が低い」というのは、ちょっと言いすぎなのかもしれません。
それよりも、大阪と言わず、日本全国で、北朝鮮工作員によるテロへの準備・・・避難経路を確認するなどの対策を立てるべきなのかもしれません。
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例えば、上のような「ガスマスク」を備えておくというのも、対策になるかも・・・。
その他にも、「地下施設の場所を確認しておく」とか「非常用の食料を備蓄する」なども、北朝鮮工作員への対策になるかもしれません。
とはいえ、むやみに在日コリアンの方々を差別するなどしたら、それこそ日韓を分断しようとする北朝鮮の思惑にのることとなります。
そういった差別や疑心暗鬼は、厳しく慎むべきでしょうね。
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■まとめ
本日の記事をまとめますと
・デイリーメール紙は、信用がおけない・・と言われている。
・ウィキペディアすらも、デイリーメールを信頼できないとしている。
・かつては第一次世界大戦から、EU離脱まで、その誤報は数多い。
・国際政治学者「三浦瑠麗」さんが、デイリーメールの記事を根拠に「大阪には北朝鮮工作員が多数潜伏している」と言っていた。
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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