金正男暗殺で戦争勃発?中国の反応と金正恩への習近平の怒りの理由!
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暗殺された金正男
彼が暗殺されたことで、北朝鮮と中国が戦争になるのではないか?と言われています。
どうして金正男が暗殺されると戦争になるのか?
習近平は金正恩に対して怒り心頭らしいが、それも合わせて解説いたします。
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南無阿弥陀仏・・・。
■事件の経緯
2017年2月13日午前9時頃、北朝鮮の指導者・金正恩の兄、金正男氏が、マレーシアのクアラルンプールにある空港にて暗殺されました。
2人の女性が金正男氏に近づき、1人が彼を羽交い締めにし、もう1人がスプレーを(毒針・ハンカチという説も)正男の顔に吹き付けたとか・・・。
そして、金正男氏の体調は急激に悪化。
空港の職員に対して助けを求め、最寄りの病院に搬送される最中に亡くなったとのことです。
事件の後、ベトナムのパスポートを所持していた女性が、クアラルンプールのホテルで逮捕。
彼女はインターネットアイドルを自称しており、
「4人の男性に誘われて、イタズラのつもりでやった。殺人になるとは思っていなかった」
「一緒にいた女性と4人の男性は、その後自分をホテルに置いたまま何処かに行ってしまった」
と供述しているそうです。どうやら彼女は事件後ホテルからほとんど動くことがなかったそうですね。
彼女が来ていた服に印刷された「LOL」という文字は「爆笑」を表すものだとか。
もう一人の女性も、警察に身柄を拘束されたらしく、その女性の恋人も拘束されました。
こっちの女性はインドネシアのパスポートを所持していたみたいです。
ただ、警察はこの2人の素性について
「おそらく北朝鮮出身だと思う」
とコメントしているとも言われています。
金正男氏の遺体については、マレーシア政府は捜査が終わったら北朝鮮の大使館に引き渡すと表明しています。
家族に引き渡すのが当たり前だと思うのですが・・・・マレーシアは北朝鮮と親しいとも言われていますので、その影響から、北朝鮮に配慮したのかもしれませんね。
それにしても「毒針」って・・・。ネット上では「はぐれメタル以外に用途があるとは思わなかった」という声も挙がっているようですね(^_^;)
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■中国の反応
北朝鮮といえば、中国・・・。
唇と歯、友好国、親分と子分などなど、両国の関係を表現する言葉はたくさんあります。
さて、中国は今回の事件についてどのような反応をしているのか?
中国では、報道官がマスコミの質問に対して
「現在マレーシアの調査を、我々は注意深く見守っている」
とコメントしたのみで、それ以上何も言っていません。
ただ、中国のマスコミはこの事件について、痛烈に北朝鮮を避難していますね。
「暗殺行為はあってはならない。野蛮で古臭いやり方は、博物館のみに存在しているものだ」
中国は事実上の独裁国家ですから、マスコミのコメントも中国共産党の意思が反映したものと噂されてますので、マスコミがこんなコメントをしたということは、中国のトップは暗殺をしたことに対して非常に不満を抱いているということでしょう。
一説によると、「中国は北朝鮮と戦争を開始する!」なんて噂もあるそうですが・・・・・。
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■戦争の危機?
元々中国は金正恩に怒り心頭だった?
朝鮮戦争の際に、同じ共産圏ということで、北朝鮮に対して援軍を送り、アメリカ・韓国と戦争をした中国。
その後も北朝鮮の友好国として、国連でも一貫して北朝鮮を擁護してきた中国。
しかし現在では、中国は北朝鮮を「仮想敵国」として警戒を強めていると言われています。
元々中国にとって北朝鮮は、アメリカ軍基地を抱える韓国と国境を接しないようにするための緩衝材・前線基地としての役割を果たしてきたと言われています。
その他にも、様々な形で北朝鮮を利用してきた中国。
そんな北朝鮮の黒幕と言われている中国が、北朝鮮に対して敵意を露わにしてきたのは「金正恩」がトップに就任してからのことと言われていますね。
北朝鮮による度重なる核実験とミサイル発射。
核とミサイルは、日米韓のみならず、中国にとっても脅威なわけですから、習近平は金正恩に対して何度となく中止を求めてきたと言われています。
それにもかかわらず、北朝鮮・金正恩は核・ミサイル実験を強行。
ブチ切れた中国は、国連での北朝鮮への制裁決議に賛成するほど。これは今までの中国が北朝鮮擁護の姿勢を貫いてきたことからすると考えられないことでした。
しかも習近平は金正恩のことを「サンパン」と呼んでいるとのこと。
これは「三代目のデブ」という意味だそうです。習近平は、金正恩に対してかなり頭にきているのでしょうね。
金正恩は中国とのパイプ役だった叔父「張成沢」を処刑していますから、それも習近平を怒らせた要因の1つだったのでしょう。
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金正男暗殺でなぜ中国は怒る?
どうして金正男暗殺は中国を怒らせたのか?
金正男は元々、金正恩が北朝鮮トップに就任した時から、中国マカオで中国政府の庇護の元で生活していたのです。
金正恩は5年前にも金正男を暗殺しようとしたらしいのですが、そのときは中国政府が彼を保護して難を逃れたとされています。
中国からすると、金正男は、保護していることを対外的に公表していた要人。
保護した!ということは、その後いかなる形であれ、暗殺されてしまうということは、中国の面子丸潰れということです。
だって「保護したのに暗殺された」ということは「中国は要人を保護することも出来ない弱小国」と対外的に宣伝してしまったことを意味するわけですからね。
それに、金正男さんには「北朝鮮の反乱分子に擁立されて、亡命政権を樹立する」なんて噂もされていましたから、中国からすると金正男さんを抱えていることは、北朝鮮・金正恩に対する一種の「脅し」「抑止力」になっていたのかもしれません。
さて、泥を塗られてしまった中国・・・・。今後、北朝鮮と戦争になる!なんて噂がされていますが・・・・。どうなのでしょうかね?
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北朝鮮と中国が戦争?
週刊現代の記者「近藤大介」という人物がこんな題名の本を出版しております。
「習近平は必ず金正恩を殺す」
かなり過激な題名ですね(^_^;)
どうして習近平が金正恩を殺害しなくてはならないのか?
もちろん北朝鮮・金正恩が習近平にとってめちゃくちゃ厄介な存在であることがあるのですが、習近平にとって「金正恩を殺害する」ということは、どうやら中国の「習近平体制」を維持するために重要な意味を持っているようなのです。
中国は現在、その独裁体制に対して批判が殺到している危険な状態。
元々現在の中華人民共和国の地域は、「王国が内乱で倒され、複数の国に分裂し、そのウチの1つの王国に統一される」ということを4000年もの間繰り返してきたのです。
中華人民共和国は「王国」ではありませんが、実質的な独裁国ということで、それほど実態は変わっていません。
現在中国は「内乱」勃発の危機にあると言われています。
これは中華人民共和国の共産党に対する不満が原因。
その不満を爆発させないためには、評判の悪い人物をやっつけることが効果的なんだと、近藤大介さんは著書の中でおっしゃっておられます。
その評判の悪い人物というのが「金正恩」。
つまり、金正恩を殺害することで、習近平は中国国内の不満をそらすことができるのだとか。
「習近平やるじゃねーか」と国民や諸外国から言わせることで、国民からの不満を和らげる効果があるということでしょうね。
では中国と北朝鮮は戦争になるのか?
おそらくですが習近平は戦争という方法ではなく、暗殺、又は北朝鮮でクーデターを起こさせることで金正恩を殺害しようとするのではないでしょうか。
もしその企みが失敗したら、戦争になってしまうかもしれませんが、戦争勃発の可能性は低いのではないでしょうか。
下手に戦争して、北朝鮮に核兵器を使われたら、中国も大変ですし、北朝鮮も中国と戦争なんてしてもいいことないですからね。
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金正恩が亡くなったら、北朝鮮はどうなる?
もし万が一、中国・習近平の手で金正恩が殺害されてしまったら、北朝鮮はどうなるのか?
韓国と統一されることになるのか?
おそらくですが、北朝鮮という国はなくなることはなく、中国にとって操りやすい首脳に取って代わるだけでしょう。
つまり、トップが「金一族」ではなくなるだけのこと。
もし万が一、韓国と北朝鮮が統一してしまったら、中国はアメリカ軍基地を持つ韓国と国境を接することになりますし、韓国からしても、貧困にあえぐ北朝鮮の国民を抱える負担は避けたいでしょう。
北朝鮮という国がなくなることは、考えづらいのではないでしょうか。
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■本日のまとめ
本日の記事をまとめますと
・金正男が弟・金正恩に暗殺された。
・中国は、この事件について、北朝鮮に対して相当頭にきているらしい。
・戦争の危機?と言われているが、戦争にはならないだろう。
・金正恩が習近平の手で始末されるかも・・・。
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
またよろしければお付き合いくださいませ。
それではこの辺で失礼致します。
南無阿弥陀仏・・・。
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