衆議院解散とは何かをわかりやすく簡単に解説!政権交代とは何?
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2017年9月に行われる「衆議院解散」について。
そもそも「衆議院解散」って何なのか?
超わかりやすく簡単に、短く解説致します。
そして、「政権交代」とは一体何なのか?もわかりやすく簡単に解説致します。
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
この記事をざっくり言うと
・衆議院解散とは、すなわち「衆議院議員、全員をクビにする」こと
・全員をクビにして、その後に行われる選挙で、国民に対し「信任か、又は不信任か」を問うのが「衆議院解散」の目的
・政権交代には「衆議院の議席の過半数」を取得する必要がある
・2017年10月の選挙で、政権交代はあり得ない
よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■衆議院解散とは何?
公式チャンネル「ANNnewsCHチャンネル」より
2017年9月の「臨時国会」で、安倍晋三総理が「衆議院解散」を決断。
でも、「衆議院解散」って一体何のことなのでしょうか?
簡単に言えば、解散というのは「衆議院の国会議員たちを、全員まとめてクビにする」ことです。
ちなみに「衆議院議員を全員クビ」にすることは出来ますが、「参議院解散」の制度は存在しませんので、「参議院解散」は出来ません。
衆議院だけです。
内閣総理大臣は、衆議院の国会議員全員の職を解く権利を持っているのです。
国会議員たちを一斉にクビにしたら、「国会」が成り立ちません。
政治が出来なくなってしまうので、すぐに新しい国会議員を選び直さなくてはなりません。
国会議員は、国民の投票によって決まります。
つまり解散することで、国会議員を選ぶ「選挙」を実施させることが出来るというわけです。
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衆議院解散の目的は何?
どうしてそんなことをしなくてはならないのか??
それは「国民に大切なことを尋ねるため」です。
「国民に信を問う」という言葉を耳にしたことがあると思いますが、つまりそれは
「各政党が主張している公約(マニフェスト)に賛成してくれるか?反対するか?」
を国民に尋ねているのです。
クビにすることで発生する選挙で、国民からの信任・不信任を問うことが解散の目的というわけですね。
「信任」と言うのは読んで字のごとく「信じて任せてくれる」ことを言うのですが、例えば「自民党を信じて、政治を任せてくれるかどうか」を、選挙を通じて尋ねているということ。
選挙で議席を増加させた政党は、自らの主張に国民が賛成してくれたと判断できます。つまり「信任してくれた」ということ。
しかし議席を減らした政党は「国民からNOを突きつけられた」と判断できるわけです。つまり「不信任」ということ。
例えば、「小泉純一郎」総理の時に「郵政解散」と呼ばれる解散総選挙がありました。
「郵政民営化に賛成か反対か。国民に信を問う」
と言って、小泉総理は「衆議院議員全員をクビ」にしたのです。
結果、小泉純一郎総理は国民から信任され、郵政民営化を成し遂げました。
2014年12月の衆議院選挙!
安倍総理は「アベノミクス解散」と称して衆議院を解散しました。
「経済政策・アベノミクスを、更に前にすすめるべきか否かを、国民に問う」
という名目で解散したのです。
結果、安倍総理は選挙に大勝しました。
簡単に言ってしまうと、衆議院解散というのは
「国会議員をクビにすることで発生する『選挙』を通して、国民に対し、自分たちを支持してくれるか・不支持かを尋ねる行為」
なのです。
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■政権交代とは?
政権交代とは「政権運営をしている「与党」と呼ばれる国会での多数政党が、政権運営から滑り落ち、野党に取って代わられること」を言います。
政権運営をするには、実質的に「衆議院の議席の過半数」を占めておく必要があります。
なぜなら、政権の過半数を占めておけば、「自分たちの政党の中から『内閣総理大臣』を選出できるから」です。
首班指名選挙
総理大臣を指名する国会内で行われる選挙のことを「首班指名(しゅはんしめい)選挙」といいます。
この「首班指名選挙」では、衆議院の議席の過半数を握る政党が勝利することとなります。
2017年9月現在、衆議院の議席数は「475」。
なので過半数は「238」ということになります。
2017年10月の選挙で、衆議院の議席数は10減って「465」になります。
過半数は「233」へと減少します。
例えば、自民党が「233」の過半数議席を保有していたします。そしてライバル民進党が100議席を持っていました。
自民党の「233」人の衆議院議員達は「安倍晋三」さんを総理大臣に指名。
対して民進党の「100」人の衆議院議員達は「前原誠司」さんを総理大臣に指名しました。
当然多数決で、自民党の衆議院議員たちが指名した「安倍晋三」さんが内閣総理大臣に就任することとなるのです。
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衆議院の優越
参議院の議席数は「242」での過半数は「122」です
衆議院と参議院では「衆議院の優越」といって、双方で異なる議決がなされると、衆議院での議決が優先されることがあります。
先程ご説明しました「首班指名選挙」・・・実は「衆議院」と「参議院」の両方で別々に行われます。
当然、両院で異なる結果が出ることがあり得ます。
例えば「首班指名選挙」で、衆議院では「安倍晋三」、参議院では「前原誠司」が選ばれたとしたら、両議員での話し合いが行われます。
話し合いで結論が出ない場合は、衆議院での決定が優先され、自動的に「安倍晋三」さんが「内閣総理大臣に指名」されることとなるのです。
これを「衆議院の優越」というのですが、これを理由にして、「衆議院選挙」は「参議院選挙」とは違って、「政権選択選挙」とも言われています。
どうすれば政権交代が出来るのか?
政権交代をするには、与党から「衆議院の過半数」を奪い取ればいいのです。
つまり、選挙で「過半数(233議席)を超える議席を取得できるだけの票を獲得すればいい」ということ。
現在は、自民党が衆議院の過半数議席を保有しています。
選挙を通じて、例えば民進党が過半数の議席を取得しら、「民進党」が指名した人物が「内閣総理大臣」に就任しますので、政権が交代することとなります。
例えば、民進党代表の『前原誠司』さんが総理大臣になったら、前原総理は「行政のトップ機関」である「内閣」を、「民進党」のメンバーから選出して組織(組閣)するでしょう。
となると、民進党が内閣の母体ということになります。
つまり、野党であった民進党が「与党」になるという意味であり、自民党から民進党へ政権交代がなされるということです。
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■2017年10月衆議院選挙!政権交代の可能性は?
政権交代は、あり得ません。
政権交代が出来る可能性がある野党は「民進党」と「小池新党」のみですが、民進党は間違いなく議席を減らします。
自民党に対して「加計学園」「森友学園」の問題で、嫌がらせをするだけの政党ですから、国民からの支持が得られず、支持率は全く伸びていません。
民進党の躍進はあり得ません。
ちなみに「加計学園」「森友学園」について、詳しくは以下のリンク記事をご覧くださいませ。この2つの騒動が、全くの茶番だったことをご説明させていただいております。
↓↓↓↓↓
小池新党については、準備が整っていません。
東京都の選挙区では、全て候補者をたてると言っていましたが、それでも「衆議院の過半数」を占めるだけの立候補者を擁立することは到底不可能です。
結果はおそらく、自民党・公明党の与党が、過半数を取得!
しかし自民党と公明党だけで、憲法改正に必要な3分の2を自民党と公明党だけで確保するのは、難しいでしょう
3分の2以上とは、310議席です。
とはいえ、自民党と公明党以外にも、憲法改正に賛成している政党はあります。
「維新の会」と「小池新党」です。
自公に、この2つの政党を加えれば、おそらく3分の2以上を確保するでしょう。
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■まとめ
本日の記事をまとめますと
・衆議院解散とは「衆議院議員」全員をクビにすること
・クビにすることで発生する選挙で、国民からの信任・不信任を問うことが解散の目的
・政権交代とは、野党が衆議院の議席の過半数を占めることで、政権与党から政権を奪うこと
・2017年10月の選挙で、政権交代はあり得ない
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
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