恐山のイタコとは本物の霊能力者?予約して観てもらうことは可能か?
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恐山のイタコ・・・。
かの人々は本物の霊能力者なのだろうか?
予約はできるの?観てもらうための料金はいくらくらい?
そして、「最後のイタコ」と呼ばれた「松田広子」さんとは、何者なの?
「生臭寺院」へようこそ。
拙僧は住職の「生臭坊主」こと省略して「ナマズ」と申します。
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よろしければお付き合いくださいませ。
南無阿弥陀仏・・・。
■恐山のイタコとは?
青森県の霊場、恐山、比叡山・高野山と並んで「日本三大霊山」と言われています。
お坊さんの拙僧・・・・実は恐山にはあんまり行ったことないッス(^_^;)
理由は簡単で、恐山にあるお寺、菩提寺は「曹洞宗」のお寺で、拙僧は浄土宗だから、宗派が異なっているのでそれほど接点がないのです。
さて、恐山には「イタコ」と呼ばれる方々がおられます。
イタコ・・・・一般的にイメージされているものとして、イタコとは「死者の魂をその身に憑依させて、死者と生者に会話をさせる仲介者」という感じなのではないでしょうか。
この「死者の魂を憑依させる」ことを「口寄せ」と呼んでいるそうですな・・。
亡くなった方と話がしたいという人は多いことでしょう。
してしまったこと、出来なかったこと、亡くした人に対してそういう想いを抱くのが普通でしょうからね。
イタコとは、本物の霊能力者なのでしょうか?どうなのでしょうか?
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■本物の霊能力者?
拙僧は大好きなドラマ「TRICK」という作品で、「霊能力者なんて存在しない」という言葉をよく耳にしました。
でも本当にそうなのか?
イタコというのは科学では証明できない存在なのでしょうか?
ここからは拙僧個人の考え方を述べさせて頂きますが、どうかご了承くださいませ(^_^;)
イタコさん・・・・どうやらイタコさんには、カウンセラーや相談者としての側面があるそうですね。
相手から話を聞いて、その心情を読み取り、相手が抱く悩みを解消することを目指して言葉を伝える・・・。
確かに中には、科学で証明できない能力で、死者の霊なるものを身体に憑依させるなんて離れ業ができる人もいるのかもしれません。
ただ、イタコと呼ばれる人々全てが、そんな能力を持っているものなのでしょうか?
その可能性は・・・・・若干低い気がしてならないのですが・・・。
イタコと呼ばれる方々が、「インチキ」なんてことを拙僧申し上げるつもりは毛頭ありません。
でも、彼女たちの行っている口寄せというものは、もしかしたら現代科学で証明できないことなのかもしれませんが、今後の科学の発展で明確に証明できることかもしれませんし・・・・。
もし万が一、インチキだとしても、拙僧はイタコっていうものは「必要な者達」だと思っています。
大切な人を亡くした方々は、亡くした人と話をしたいと願うものです。
許して欲しかった自分の過ちを謝罪したい。という罪悪感から解放されるために、イタコという存在は有効でしょう。
相手の罪悪感につけこんで利益を貪るイタコなんてもんが存在したら大変ですが、そんな人は現在のところ存在しないことでしょうしね。
あくまでも噂ですが、イタコの中には、顔をみただけで、相手の住む家の特徴や、何を尋ねに来たのか?まで、言い当てる人もいるらしいですからね。
そういう人は本物なのでしょう・・・。なので、「イタコにも当たり外れがある」ということなのではないでしょうか。
まぁ、死者の霊を弔う立場の拙僧が、イタコを一部分でも否定してしまうことは、仏教徒として失格でしょうが、生臭坊主なんで勘弁して下さいませ(^_^;)
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■最後のイタコとは?
最近話題になっているイタコさんといえば、「最後のイタコ」と呼ばれている「松田広子」さんでしょうかね。
彼女は1972年生まれ、青森県八戸市出身の人物。
「最後のイタコ」なんて言われていますが、彼女が最後の1人、というわけではなく、イタコは他にも存在しています。
どうして「最後」なんて言われているかというと、「彼女がイタコの中で最年少」だからだそうです。
最近のイタコは「口寄せ」を行うだけの者が多いそうですが、実はイタコにはシャーマンとしての役割があるため、儀式などを担当しているようで、松田さんはその儀式なども行っているとのことですね。
中学生の頃にイタコとなることを志して、高校一年生でイタコ修行を開始。
19歳でイタコとしてデビューしたとのことです。
彼女は恐山の祭りの季節、7月には恐山で仕事をしているとのことですが、普段は自宅で口寄せを行っているらしく、インターネットで予約を受け付けているみたいですね。
口寄せは非常に体力の消耗が激しいため、それほどたくさんの人数はこなせないそうです。そのため、予約の時間は定められておらず、料金も明らかにはなっていません。
■恐山イタコの料金は?予約は可能?
恐山では毎年7月の例大祭の時に、イタコが東北各地から集まって、テントを張って口寄せをしてくれているそうです。
しかし、予約を受け付けてはおらず、あくまでも列を作って並ぶ、早い者勝ちというスタイル。
料金は500円だそうですね。
この毎年のイタコテント、かなりの人気だそうで、朝一番に行ったとしても、かなり待たされてお昼ごろになってしまうのだとか。
イタコさんのお世話になる方は殆どがお年寄り。
お年寄りは朝が早いため、待たされるのは仕方ないと覚悟を決めて行くしかないでしょうね。
イタコに観てもらう方は、長時間を要することを覚悟して、恐山の温泉地での宿泊を予定して行くそうです。
ただ、恐山は硫黄の匂いがすごいので、この匂いが苦手な方は、ちょっと厳しいかもしれません。
ちなみにイタコって、恐山に住んでいるわけではなく、7月の例大祭の時に集まってくるだけみたいですね。
流石に恐山に住むってのは、難しいでしょうからね(^_^;)
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■本日のまとめ
本日の記事をまとめますと
・イタコには本物の霊能力者もいるかもしれないが、それだけがイタコの仕事ではない。
・最後のイタコと呼ばれている「松田広子」さんは年中・口寄せの予約を受け付けているらしい。
・恐山では毎年7月にイタコが口寄せを行ってくれている。
・恐山での口寄せに予約はないらしく、かなり長時間、並ぶことになる。
以上となります。
本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。
またよろしければお付き合いくださいませ。
それではこの辺で失礼致します。
南無阿弥陀仏・・・。
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