山岳救助に過失?北海道積丹岳の遭難救助の過失とは具体的に何なの?

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北海道警察の山岳救助に過失が認められる判決!

2009年に北海道の積丹岳で遭難して亡くなられた男性の救助に過失があったとして

最高裁判所は過失を認めて1800万円の支払いを命じた。

その北海道警察の過失とは具体的にどんな過失だったのか?


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■目次

北海道警察の山岳救助に過失?報道内容

事故の詳細

具体的にどんな過失があったのか?

本日のまとめ

その他の記事

よろしければお付き合いくださいませ。

南無阿弥陀仏・・・。


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■北海道警察の山岳救助に過失?報道内容

2016年12月1日、最高裁判所にてある事故の判決がくだった。

これは2009年に北海道の積丹岳でスノーボードをしていて遭難した38歳会社員の男性の事故。

男性は北海道警察に発見され、2009年2月1日に救助されたが、下山の途中で滑落。

どうして滑落したのかというと、男性を乗せた担架を木に縛り付けていたところ、その縛り付けていたロープが外れたそうです。

その男性はその後2月2日、凍死が確認されました。

最高裁判所の判決では、北海道警察の過失を認めて遺族に対して1800万円の支払いを命じられました。

この1800万円の支払い判決は、高等裁判所でも同じ判決が出されていたそうです。

つまり最高裁判所は、高等裁判所の判決を支持したということですね。

ちなみに第一審である札幌地裁の判決では、1200万円の支払いだったとか・・・。

警察の救助活動に対して過失が認められるのは極めて稀だとか。

しかし、具体的に、北海道警察にはどんな過失があったというのでしょうか?

事故の詳細を調査してみましょう。

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■事故の詳細

2009年1月31日、札幌市の38歳の会社員が友人と一緒にスノーボードをするために北海道積丹岳に入山。

しかし悪天候のために遭難したとか。

北海道警察機動隊は2月1日、会社員を山頂付近で発見。

機動隊の3名は、自力で歩けない会社員を抱きかかえて下山を試みたということです。

しかし、雪庇を踏み抜く形で、足を踏み外してしまい、遭難した会社員は3名の機動隊員と一緒に滑落。

遭難者は意識が朦朧としていたため、機動隊員たちは、彼を救助用のソリに乗せて急斜面を引き上げようとしていたそうです。

吹雪の中、急斜面をソリに乗せた遭難者を3人で引き上げていったそうですが、斜面の角度は40度。50m進むのに1時間を要したとか。

ソリを2人で引っ張り、残り一人はソリを押した。

ソリを押す一人が、引っ張る一人と交代しようとした際に、事故が発生しました。

機動隊員たちは、ソリを一時的に、直径5センチのハイマツの木に縛り付けました。

木は折れてしまい、遭難者はソリごと再び滑落。

視界が5mほどしかない状態で風速は20~30m、機動隊員たちは捜索できなかったとか。

同日、5名の機動隊員で、捜索を続けたらしいですが、天候悪化のため捜索を断念。

機動隊5名は手足に凍傷を負ったとのことですが、命に別状はなかったそうです。

北海道警察はソリでの救助について、コメント

「現場の厳しい状況の中では止む終えない判断だったと思うが、検証の必要はあるかもしれない」

遭難が発生した積丹岳の山頂付近は、危険性は高いが、スノーボード愛好家にとっては隠れた人気のスポットだったそうです。


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■具体的にどんな過失があったのか?

さて、北海道警察の救助隊には具体的にどんな過失があったのでしょうか?

元々、ご遺族が請求した賠償金の額は両親にそれぞれ4300万円。つまり合計で約8600万円だったそうですね。

それが、地裁では1200万円。高裁と最高裁では1800万円だったみたいです。

この事故における機動隊員の過失が認められるには、「機動隊員が、明らかに合理的と認められない方法をとったと認められる事が必要」なんだそうです。

では、「明らかに合理的ではない」行動があったから、賠償金の支払いを命じられたってことですよね。

その「明らかに合理的ではない行動」とはなんだったのでしょうか?

どうやら、その行動とは

「遭難者を発見したすぐ近くに、雪庇(せっぴ・崖から突き出した雪の塊。踏み抜くと崖に落ちる危険性がある)があること、それが危険なことを認識しながらも、コンパスで常に一を確認しながら進むという慎重な行動を取らなかったこと」

だそうです。

救助隊は雪庇を踏み抜き、滑落してしまいました。

しかし、遭難者自身にも過失はあったものとして、裁判所は遺族が請求した賠償金額を減額して、北海道に対しての賠償金の支払いを命じたわけです。

警察からすると仕方なかったということになるのかもしれませんが、ご遺族は大切な家族を失ってしまったんですからね。

ご子息を失われたご両親さまからすると、怒りのやり場がなく、失ったご子息は取り戻せない事は・・・・・言葉に表せない程辛いことでしょう。

この裁判の判決が出た後のご両親は

「二度と同じ悲劇が起こらないように組織を改めてほしい」

とコメントしたそうです。

38歳・・・・若すぎますからね・・・・。ご冥福をお祈りします。

もしも拙僧に同じことが起こったとしたら、裁判を起こさずにいられたかどうか・・・・。

ちなみに、遭難救助は通常、警察と地元の山岳会が協力して行うものなんだそうです。

しかし、最近では山岳会の人間の高齢化が進み、ほとんど警察が手動して救助を行っているとか。

警察に山での知識が豊富にあるとは思えません。これから遭難救助は更に難しくなってしまうかもしれません。


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■本日のまとめ

本日の記事をまとめますと

・裁判所は、北海道に対して、遭難者救助に過失があったとして、遺族に1800万円の支払いを命じた。

・事故は2009年、北海道積丹岳で起こり、救助の途中に、ソリを固定していた木が折れて遭難者は亡くなったらしい。

・救助隊の過失とは「コンパスを常時使用して方向を確認しなかった」こと。

以上となります。

本日は「生臭寺院」へお越し下さいまして誠にありがとうございました。

またよろしければお付き合いくださいませ。

それではこの辺で失礼致します。

南無阿弥陀仏・・・。

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■その他の記事

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